11月
14
2014

第32回はにわ祭

2014年11月9日(日)に『第32回はにわ祭』が開催されました。

未明からパラパラと小雨が降っていましたが、
「降臨の儀」が始まるAM9時頃には雨も止み、
殿塚・姫塚古墳に古代人が降臨しました。

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芝山町の広大な敷地を使って行われるこの「はにわ祭」は、
古代の衣装を身にまとい、心身を清め、わだかまりを捨て、
現代に現れた古代の神々として登場する人々を、
感謝と尊敬の気持ちで迎えます。

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目のまわりや頬に赤いお化粧をしているのは、古代人が顔に赤い色を塗ることによって、魔をよけ、再生を願っていたと考えられているためです。
実際に赤い粉飾を施された埴輪が出土している事から、はにわ祭の復元メイクに取り入れています。

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引き続き、芝山仁王尊にて歓迎の法要を行う「交歓の儀」が執り行われました。
芝山仁王尊 観音教寺(正式には天応山観音教寺福聚院)は、奈良時代の天応元年(781年)に藤原継縄により創建された由緒のある古寺です。
千葉県指定有形文化財の観音教寺三重塔前で僧侶によるお出迎え、国造(くにのみやつこ)の挨拶、巫女の舞、白枡粉屋踊りなどが披露されました。

「白枡粉屋踊り」は芝山町白桝が発祥の地です。
「おいとこそうだよ…」という歌いだしで始まる歌にあわせて「エンヤホイ」と掛け声をかけながら踊ります。
歌詞の内容は、器量よしで評判の白桝村の粉屋の娘、おさよの婿になりたいものだ、と歌っています。

その後の「行列の儀」では、「子ども会はにわみこし」などがお目見えしました。

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芝山仁王尊から芝山公園へ向かう道中にある「はにわそば」では、
今年も「芝山そばの会」による手打ち蕎麦の実演がなされていました。
お店の裏手からは蕎麦を茹でる湯気がもくもくと上がり、その匂いに誘われたくさんのお客様が駆けつけていました。

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隣の芝山公園駐車場ではミニSLが子ども達を乗せて走っていました。
こちらは芝山鉄道(株)の協賛により無料で運行。
ミニSLから蒸気が上がると子ども達はとても喜んでいました。

山武警察署のブースでは、子ども用ミニ警官服を試着出来たり、
白バイと一緒に写真を撮れるコーナーが設置されていました。

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芝山公園駐車場から博物館に続く道中では、地元産品卸売りや露天で賑わっていました。
やきそば、お好み焼き、りんご飴、地元で取れた大根に、柿、お花、焼き芋などなど。

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博物館では「火起こし・勾玉づくり体験」と「古代チーズの試食」を行いました。
古代のチーズは「酥(そ)」という牛乳から作った古代の乳製品で、
ほのかな甘みと酸味があります。
はにわ祭の前日に、博物館と友の会のスタッフが協力して、
生乳をこげつかないように長時間煮詰め、水分を取る作業をして作り上げました。
お味はいかがだったでしょうか…?

また、当日は博物館を無料開放。朝から沢山の方が訪れました。

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博物館前で行われた「火起こし体験」も多くの方に参加していただきました。
何もない所から火を起こすには忍耐力と経験が必要です。
最終的には子どもよりも大人の方が夢中になってしまうケースが続出…?

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また今回はAKB48の永尾まりやさんが特別ゲストとしてはにわ祭に参加しました。
大勢の報道陣やファンの方々が詰めかける中、博物館の前で記念写真を撮影しました。
メインステージでも「しばっこくん」や子ども達と一緒に「恋するフォーチュンクッキー」を踊り、会場を盛り上げてくれました。
来年1月から「観光親善大使」に就任することも決まり、芝山町の顔として活動する予定だそうです。
楽しみですね。

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芝山公園入り口付近では、現地でお米を炊き、杵でつかれたお餅を求めて長蛇の列が出来ていました。
他にも、ゆずの風味が特徴の「おさよ麺」や、うめぇ〜にキマってっぺ!の旗がかかげられた「芝山の米」を使ったおにぎりなどが人気でした。

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芝山公園のメインステージでは、朝から様々なショーが披露されました。
こちらにもソーセージや唐揚げ、飴細工などの露天や、しばっこくんTシャツ販売ブースなどがあり、多くの方々がご飯を食べたりショーを見たりと楽しんでいました。
旧薮家の保険推進員コーナーでは、ひじきとひき肉を使った健康食とキシリトールの飴が振る舞われました。
「酪農組合」による牛乳などの無料配布もありました。

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「歓迎の儀」もメインステージにて行われました。
国造(くにのみやつこ)の挨拶では「現代人は情報にかまけ、なにか大切なことを忘れていないか」と、とても心配されていました。

古代人は現代人に知恵と心の豊かさを授けてくれました。
現代人は未来人のために、これを繋げていかなければなりません。
今後も古代と現代をつなぐ「はにわ祭」にご期待ください。

11月
10
2012

古代チーズ 「酥」

明日の「はにわ祭」で、来館者に試食していただく古代チーズ 「酥」を友の会有志で作りました。しぼりたての牛乳を約2時間ひたすらかき混ぜて煮つめました。牛乳の濃厚で甘みのある味が口いっぱいに広がります。ぜひ、試食に博物館までお越しください。

10月
20
2012

友の会県外研修-かみつけの里古墳祭り-

平成24年10月20日(土)、群馬県高崎市の「かみつけの里博物館」「上毛野はにわ公園」で開催された「かみつけの里古墳祭り」を見学しました。古墳祭りでは、古墳時代の「王の儀式」を再現した創作劇が演じれ、特に埴輪や葺石など当時の姿に復元された八幡塚古墳での儀式は、荘厳で迫力がありました。また、二子山古墳の周囲には、一面にコスモスが乱れ咲き、目を楽しませてくれました。

7月
8
2012

平成24年度第1回史跡めぐり-飯高檀林跡・大原幽学記念館-

【日時】平成24年7月8日(日)
【場所】飯高檀林跡(匝瑳市)、大原幽学記念館・大原幽学遺跡史跡公園(旭市)
【概要】この日は、朝方から雨が降っていましたが、午前中には止んで、午後には晴れ間が広がり無事に史跡めぐりができました。最初の見学先の飯高檀林跡は、江戸時代に日蓮宗の学問所で、講堂・総門・鐘楼・鼓楼が国指定重要文化財になっています。芝山町の民俗芸能である白桝粉屋踊りでは、学問所に通うお坊さんが、途中に立ち寄った白桝粉屋の娘を見初めて婿になりたいと唄います。檀林跡は、中世の城跡でもあった要害の小高い丘にあり、鬱蒼とした森林に囲まれ静寂に包まれています。現地では、匝瑳市観光協会の土佐さんの案内で、ゆっくりと山を登り、ひとつひとつ丁寧な解説をいただきながら散策することができました。
その後、肉と野菜の直売所とレストランを併設する風土村(香取市鳩山)で休憩と昼食を取り、午後は、大原幽学記念館へ向かいました。大原幽学は、幕末の農村指導者で、先祖株組合という世界で最初の農業共同組合を作った人物です。長部村(現旭市長部)を拠点とするまでは房総など各地で教えを説き、殿部田(現芝山町殿部田)にも逗留していました。また、白桝(現芝山町大里)出身で明治・大正時代に貴族院議員や京都府知事を務めた木内重四郎の母は、長部村出身でした。そうした関わりもあり、芝山町域には大原幽学の門人になった人も多くいました。記念館では、学芸員の猪野さんから幽学への入門の書類である「神文」の実物を見せていただいた後、常設展示と公園内の幽学設計住居である旧林家住宅や幽学の旧宅などを案内していただきました。見学中は、参加者に幽学の関係者の子孫の方もおり、伝わっている話なども紹介いただき、学芸員の方ともいろりいろいろと情報交換ができました。今回の見学先は、芝山町との縁も深い場所・地域でしたので、今後とも、文化財や史跡と通していろいろな交流をしていきたいと思います。  
    

4月
12
2012

さくら祭り

      平成24年4月8日(日)、博物館に隣接する芝山公園で第10回さくら祭りが開催されました。公園の桜はまだ満開とはいきませんでしたが、天気にも恵まれ、博物館にも多くの来館者がありました。博物館でも、勾玉づくりと火起こし体験を行いました。また、博物館前の花壇のチューリップが見ごろになってきました。

3月
18
2012

木戸川流域の古墳めぐり

平成24年3月18日(日)、友の会行事として木戸川流域の古墳めぐりを行いました。芝山町・横芝光町・山武市の木戸川流域には、大型の前方公円墳が集中して造られました。今回は、全長115mで三重周溝をもつ大堤権現塚古墳(山武市松尾町)、全長70mで埴輪も出土した朝日の岡古墳(山武市松尾町)、国指定史跡で葬列のはにわが出土した全長88mの殿塚・58mの姫塚(横芝光町)、全長52mでこの2月から3月にかけて早稲田大学考古学研究室が学術調査を行っている高田2号墳(芝山町)の順に見学しました。当日はあいにく途中から雨が降り出してしまいましたが、身近にありながら訪れるのは初めてという参加者もあり、あらためて地元の古墳を見直す機会となりました。写真は、調査中の高田2号墳で、今回の調査で、殿塚と相似形の前方公円墳で、やはり殿塚と同じく長方形の二重周溝をもつことが明らかになりました。

11月
20
2011

芝山の人物展 桜井静と木内重四郎 

       

  ただいま、芝山の人物展「桜井静と木内重四郎」を開催しています。はにわの博物館とテーマは異なりますが、当館ではこれまで芝山町史編さん事業も行ってきましたので、その成果を発表するものになります。11月20日(日)には、成田山霊光館の矢嶋毅之氏による「桜井静と自由民権運動」と題した講演会を実施しました。桜井のおおきな功績は、明治12年6月に国会開設を求めて「国会開設懇請協議案」を全国の県会議員らに一万枚送付したことです。この協議案は各地で話題となり賛意を示す県会も現れ各地の民権運動に大きな影響を与えました。講演会では、協議案の内容、幹義郎の「詠帰堂日記」にみる桜井提案への対応と交流の様子、総房共立新聞の意義などについて、史料を丁寧に読みこみながらお話をいただきました。あらためて、桜井の行動力の凄さや人物像を知ることができました。

11月
19
2011

友の会県外研修・ さきたま古墳群

    平成23年10月23日(日)、埼玉県行田市に所在する国指定史跡さきたま古墳群を見学しました。参加者は24名でした。まず、稲荷山古墳出土の115文字が刻まれた国宝の鉄剣や埴輪などが展示されている埼玉県立さきたま史跡の博物館を見学しました。その後、墳丘に登ることのできる丸墓山古墳と稲荷山古墳、埋葬施設が復元されている将軍山古墳を見学しました。古墳に登るとあらためてその大きさに圧倒され、この地を治めた豪族の力を感じ取ることができます。また、二子山古墳の前に咲き乱れるコスモスも目を楽しませてくれました。

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11月
6
2011

横浜芝山漆器展見学

平成23年9月18日(日)、横浜の岩崎ミュージアムで開催されていた「横浜芝山漆器展」を見学しました。横浜芝山漆器は、江戸時代後期に芝山出身の芝山専蔵が考案した貝や象牙で模様を象り、嵌めこむ芝山象嵌の技法を受け継いでいます。当館では、平成21年に企画展「芝山象嵌と横浜芝山漆器」を開催しましたが、その際には横浜芝山漆器研究会の方々にいろいろとご協力をいただきました。会場には、会員による額絵やアクセサリーなど繊細で美しい作品がたくさん展示即売されていました。また、芝山師の宮崎輝生先生にもお会いでき、質問にも丁寧にお答えいただきました。芝山で生まれ横浜で育った芝山象嵌を今後も見守っていきたいと思います。

8月
30
2011

はにわづくり教室

7月24日(日)、当館恒例のはにわづくり教室を実施しました。踊るはにわ、馬形はにわ、オリジナルなはにわなど参加者の個性あふれるはにわが完成しました。そして、1ヶ月乾燥させた後、電気窯で焼き上げました。